2019年6月 8日 (土)

2019年6月2日HOME甲府戦観戦メモ

試合当日は、勤務日のため録画観戦。

速報で敗戦を知った上での観戦なので気乗りはしなかった。

J1、J2ともにリーグ戦は、中盤戦にむけて盛り上がってきている。新潟サポはその盛り上がりとはまったくリンクできない日々が続く。

 

◇ スターティングメンバー

 

  • GK: 大谷

  • DF: 川口 新井 大武 渡邊泰基

  • MF: 高木 カウエ 渡邊凌磨 レオナルド 渡邊新太

  • FW: 矢野貴章

  • SUB:GK 田口

  • SUB:DF 岡本

  • SUB:MF シルビーニョ 加藤大 本間至恩

  • SUB:FW フランシス 田中達也

前節の3連敗目を受けてまたも守備陣および攻撃陣を調整した布陣。迷走感が強まってきた。

  • DF陣ラインは前節と同じ。SUBに岡本を起用。

  • 中盤の底の組み合わせを高木 カウエに変更し、加藤大をSUBにまわす。センターブロックの組み合わせガチャは継続。

  • 両サイドに渡邊新太と渡邊凌磨の両渡邊を置き、レオナルドをトップ下で起用。最前線に矢野貴章。矢野貴章は連敗期間中、先発が続くという居心地の悪い起用が続いている。

 

◇ 選手の孤軍奮闘がチームの混迷を加速していく

 

前節琉球戦と同様によく整理されている甲府対探りさぐりの新潟という図式で試合が進んでいく。

前半12分にあっさり左サイドからアーリー気味のクロスをドゥドゥに通されきれいにヘディングで折り返したところをウタカに決められるというなんとも淡白な失点。

その後も最終ラインから前に運ぶときにいい形を狙いすぎるので、結局チャレンジする選手のところで手詰りになる悪循環に陥いっていた。

中盤でカウエあたりが曖昧な位置どりができるように、渡邊新太、レオナルドあたりが下りてきてもいいと思うのだが、勤勉に前線付近で裏を狙っているので、組み立て要員が足りない。

ああいうのは監督の指示なのか、選手のゲームの流れを見るセンスなのか。

渡邊凌磨が右サイドで下ってきて単独で突破しようと試みていたが、けっこうみえみえだった。

前半は甲府に何度か決定機を作られ、新潟は苦労して作ったシュートチャンスも枠を捉えきれずに終わる。

後半に入ると、しばらく新潟の攻勢が続く。

吉永監督は後半早々に渡邊凌磨を下げフランシスを投入。時間帯も不思議な時間で意図は不明。

直後、54分にドゥドゥにあっさり決められ2点差とされる。

渡邊泰基が粘りきれずクロスをいれられたところに、ドゥドゥがマークを外して走り込んでのゴールであった。

新潟の組織としての粘り気のなさに頭をかかえるような失点。

結果から見れば、日本で実績を残しているブラジル人選手を獲得出来た甲府フロントと、数だけ揃えたが微妙な新潟フロントとの選手獲得力の差が2点差となったともいえる。

2点差となってさすがに試合が流動的となり、カウエの動きが目立つシーンが増えた。

もっとも、序盤のイーブンな睨み合いの展開では、相手はカウエのところの迂回した形で攻め、新潟の攻撃時にはカウエのところでもたついてリズムを作れなかった。

カウエという大駒をいかすゲームプランにはなっていないのが現状。

カウエ自身のモチベーション的にはどうなんだろうか?

吉永監督は矢野貴章に替えてシルビーニョを投入し、ブラジル人を並べる布陣とするが、得点は動かず。

最終兵器、本間至恩も投入するが、無情にもそのままタイムアップ。

フランシスのところで決定機がなんどかあったが得点には至らなかった。

この敗戦で、4連敗となる。

 

◇ 4連敗。苦すぎる流れ

 

どこか分かりやすい弱点があるというわけでもなく、チームとして機能が弱まった結果として連敗しているので重症である。

監督と各選手、選手同士、それぞれで心理的な同調と、ゲームの流れについての予測の同期の両方がうまくいっていない。

失点シーンにみられる極端な粘り気のなさは、状況に応じて判断を変化させることができていないからだろう。

この症状は昨年のチームからの宿痾として今季のチームにも受け継がれているようで、そうなると大幅な選手の入れ替えをはからない限り直らないのかもしれない。

ここ数年の新潟は監督交代によって、強制リセットをする「家電の電源のいれなおし」的解決方法で、苦境を打開してきたが、今季はそのカードをもう使ってしまっている。

メンタル面での悪循環は、サッカーシミュレーションゲームであればバーベキューイベントを開いたりすると解消されたりするが、現実のチームではそう簡単でもなさそうだ。

この敗戦で、リーグ中盤戦は、昇格圏よりも降格圏にフォーカスしなければならない流れが確定的となった。

興行的には苦しい夏となりそうだ。

 

2019年6月 1日 (土)

2019年5月25日AWAY琉球戦観戦メモ

所用のため、後半のみライブ中継を観戦。後日、前半戦を録画観戦する。

3連敗目となることが分かっているゲームを録画観戦するというのはどうにも気が乗らない。

なので普段より淡白なエントリとなった。

 

◇ スターティングメンバー

 

  • GK: 大谷

  • DF: 川口 新井 大武 渡邊泰基

  • MF: 加藤大 カウエ 渡邊凌磨 渡邊新太 高木

  • FW: 矢野貴章

  • SUB:GK 田口

  • SUB:DF 堀米

  • SUB:MF 本間至恩

  • SUB:FW レオナルド フランシス 田中達也

前節の2連敗目を受けて守備陣および攻撃陣を調整した布陣。

  • パウロンはサブでも帯同せず。怪我か?昨季の低迷期におちいったCBブロックの組合せの迷走でなければよいが。

  • 渡邊新太と矢野貴章で前線中央を構成。レオナルドはSUB。

  • 渡邊泰基が復帰。怪我あけとのこと。

 

◇ 琉球の練度と新潟の迷走

 

試合開始からしばらく新潟の時間。

矢野貴章を前線においたことにより、ボールのおさまりはよくなったが、フィニッシュ精度は落ちた印象。

前半11分に富所にFKを決められて以降は、琉球があぶなげなく試合をすすめる。

琉球はパスのつなぎかたの練度が高く、守備も整理されているので、新潟はなかなか攻勢に転じられない。

後半に入っても同じような試合展開。

後半9分に加藤大を下げ、レオナルドを投入。

ここのところ加藤大の稼働時間が減少する傾向がある。

後半29分には渡邊凌磨を下げフランシスを投入。

後半38分にレオナルドがゴールを決めるが、直後に突き放されるという悪癖が再発。

渡邊新太に替えて、本間至恩を投入するも時間切れ。

3連敗となる。

 

◇ 3連敗。よくないサイクルにはまったか?

 

ホームの琉球の強さに太刀打ちできなかった、という結果になった。

新潟は、要所に自信のなさなのか、エアポケットのような守備の穴が生まれるチーム状況になっている。

クラブとしてはメンタル面のコーチを投入することを考えているようだが、即効性はあるのだろうか?

勝ち点的には、自動昇格は遠のき、プレイオフ圏も遠のき、逆に、降格圏が近づく。

気がつくと去年と同じような状況になってきた。

ここから盛り返せるか?

少なくとも「昇格に向けて一丸となる」というロジックは使えないような状況だ。

プレイオフ進出のためにも現状勝ち点7を積み増さなければならない。

上位陣は、チームの練度を高めていく時期にきているから、そう簡単には勝ち点差はつめられないだろう。

チーム、クラブの采配に期待するしかない。

 

2019年5月21日 (火)

2019年5月18日HOME愛媛戦観戦メモ

土曜日のデイゲームということで一人でスタジアムへむかう。

駅南のシャトルバス乗り場で、家族連れで来た観戦仲間とばったりあう。

歩いているとうっすらと汗ばんでくるような陽気。

イタリアンと生ビールを買い求めてからスタジアム入り。

すでに入っていた観戦仲間らと、しばし長崎戦の感想などを話す。

 

◇ スターティングメンバー

 

  • GK: 大谷

  • DF: 川口 パウロン 大武 新井

  • MF: 小川 カウエ 加藤大 渡邊新太 渡邊凌磨

  • FW: レオナルド

  • SUB:GK 田口

  • SUB:DF 堀米

  • SUB:MF 戸嶋 本間至恩 シルビーニョ

  • SUB:FW 田中達也 矢野貴章

前節の敗戦および高木出場停止を受けて調整した布陣。

  • パウロンをスターティングメンバーに起用

  • 小川を入れて、加藤大を一列前に上げた。渡邊凌磨を左サイドにもっていたようだ

  • 渡邊新太を先発起用してシルビーニョを控えにまわした

などが調整ポイント。

渡邊新太はここのところ控えにも入っていなかったが、別に調子が悪いわけではなく、SUBに田中達也、矢野貴章を置いておきたいベンチの意向でメンバー入りできなかったようだ。

対する愛媛は降格圏の21位。鹿児島に3失点などバランスがとれていない様子。

3バックの左側に前野がいる布陣。3バック対策がポイントになりそう。

 

◇ ほぼ問題のない前半

 

試合開始からがんばる愛媛を自由にさせない新潟という構図になる。

愛媛は大きな穴はないが、新潟の守備にひっかかって思ったようには攻撃できない。

逆に新潟は、攻め急ぐことなくチャンスを窺う。

前半33分に、渡邊凌磨からのクロスを渡邊新太が決めるという渡邊ずくしゴールが決まり1点目。

これは美しいゴールだったし、結果的に苦い試合になったとはいえ新太にとっても大きなゴールだったと思う。

前半44分には小川のFKを大武が決め2点目。

あとから考えれば、この2点目が愛媛の川井監督が賭けに出るスイッチを押してしまったようだ。

 

◇ ほぼ問題しかない後半

 

ハーフタイム時、2杯目のビールは自制し、唐揚げなどを売店で購入。

見ている側としても、長崎での敗戦の痛手をここで回復するために、レオナルドあたりに追加点を取ってもらう展開がいいかと考えていた。

いまから思えばお気楽であった。

後半開始とともに愛媛の2枚替えが大型ビジョンに表示される。山瀬と吉田が投入されるとのこと。フォーメーションもいじったようだ。

川井監督は愛媛でキャリアを積んできた生え抜き監督。新潟でいえば片渕監督的な存在か?

降格圏であがくチームが2点ビハインドから浮上するためにベテラン山瀬を投入するのは、新潟のベンチも予想していたとは思う。

ではどのように対処するかについてはほぼ無策だった模様。

後半3分、後半9分に山瀬がらみで立て続けに失点。

1失点目は右サイドでの早いパスまわしでパウロンが神谷に置いていかれるかたち。

2失点はバイタルエリア右側で山瀬をフリーにしてしまい、カウエがつめるもミドルを決められるかたち。

AWAY岡山戦でも似たような「後半開始でびっくり2失点」をやらかしていたから、連続失点は今季のチームの守備の特徴なのかもしれない。

これで一気にスタジアムの雰囲気は悪くなる。

勢いづく愛媛と、いなしきれない新潟。

監督は、田中達也、本間至恩、矢野貴章を投入し、攻勢を強めるが、暗闇の中、山瀬という光明を見いだした愛媛に冷水を浴びせるゴールは生まれない。

逆に後半37分ロングスローからのボールに対して、カウエが競りにいかない判断をしたところを田中に合わせられ、勝ち越しゴールをくらう。

後半終了間際にはパウロンを前線に上げて、猛攻をしかけるも時すでに遅し。

ホームでの後半3失点での逆転負けという、この上ない残念な敗戦となる。

 

◇ この敗戦を受けてチームとクラブはどのように動くか?

 

試合終了後、さすがにゴール裏から大ブーイング。

あの試合を見せられた直後に「次がんばれ」というふうにメンタルを切りかえるには、シュートに失敗したあとのストイチコフなみの切替え能力が必要だろう。

絶望的な気分のなか、観戦仲間一家とともにシャトルバスで帰路につく。

帰宅したのち、監督コメントなどを読むと、監督としても「後半直後は警戒せよ」という指示を出していたが、やられてしまったということのようだ。

今季3失点しているのは、AWAYの岡山戦、前節の長崎戦とこの試合の3試合。

岡山戦の3失点は、事実上片渕監督解任のきっかけとなった。

失点のしかたも今節と似ている。

だから吉永監督も交代させるべきというほど青臭いことは思わない。

吉永体制になってから守備の練習を重視していないという点が批判されているきらいもあるが、吉永体制前の岡山戦の戦訓から導きだされるのは、連続失点体質が戦術というよりもチームレベルでのメンタルの問題だということだ。

これは、もしかすると降格あたりからの新潟に染み付いた「切られ役体質」なのかも知れない。

そうだとすると、かなり根は深いだろう。

チーム関係者には、選手個人個人の試合に臨むメンタルの調整ほか、相手が攻めに転じてきた際に選手間にただようヴァイブス的なものを変質させるためにどうすればいいのか知恵を絞ってもらいたい。

クラブには、夏の移籍期間にむけて逆境に強いタイプの選手をリストアップしてもらいたいところだが、予算は厳しそうだ。

そもそも、この敗戦によって、自動昇格圏に浮上することは、ちょっと恥かしくていえなくなった。

プレイオフ進出と、プレイオフからの初昇格という困難なストーリーが後半戦にむけての盛り上げ方になりそうだ。

その余波で自動昇格圏まで浮上できれば望外のよろこびではあるが、昨季、前半もたついたあとに昇格した松本は、反町監督という異能者が率いていたチームだということを忘れてはならない。

あと、さみしい話ではあるが、夏あたりまでに勝ち点が積めなかった場合の風呂敷のたたみ方も、クラブ関係者にはきちんと準備しておいてもらいたい。

資金的にバーストして、諸方面にご迷惑をかけるのだけは避けてくださいますよう、切にお願いします。

 

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