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2009年4月19日 (日)

2009年4月18日HOME広島戦

たまっていた振替休日を、まるまる一日サッカー観戦にあてたので、今年のホームゲームでは初めて、ゲートインの抽選から参戦できることになった。

今節は、1400キックオフとわりと早い時間のゲームのため、抽選の時間も午前9時代と早かった。

早起きして新潟駅に向かい、朝食は駅通路にできたモスバーガーでとる。

駅整備の関係でバス停の位置が変わった駅南のモータープールから、路線バスで南下。

途中コンビニで飲み物などを購入し、9時20分ころ抽選列に合流する。

抽選で、引きあてた番号はあいかわらず大きく、くじ運の悪さは直らないが、まぁ天気もいいし、のんびりと発泡酒などを飲みながら開門を待つ。

開門後は、ボロニア風イタリアンなどをつまみに、最近導入されたビール売りのお姉さんから購入したビールを飲んで、昼寝などして過ごす。

うたた寝をしていると、日陰は肌寒いが日向は暑いという、この季節特有の天候がしみじみとわかる。

J2から戻ってきた広島は、きっちりとしたパスサッカーをするという評判で、今季攻撃的なシステムが注目されている新潟との対戦は面白くなりそうな予感はあった。

この日の新潟のスターティングメンバーは、

GK:北野
DF:内田、千代反田、永田、ジウトン
MF:マルシオ・リシャルデス、本間勲、松下
FW:矢野貴章、大島、ペドロ・ジュニオール

という布陣。マルシオが怪我から復帰し、今季のベストメンバーを揃えたかたちである。

広島は、代表クラスは佐藤寿人、柏木などがおり、元代表クラスで森崎などもいる。また、ストヤノフが最後尾に、でんと控えているところもイヤな感じだ。

試合開始からしばらくは、さぐりあいのような展開。

評判通り、GKと最終ラインでパスをつないでビルドアップしようとする広島に対して、新潟は3トップが激しくチェイシングし、簡単にビルドアップさせない。

3トップと3バックが、がっぷり四つで組み合っている感じで、見応えがあった。

広島は、新潟対策なのかDFラインから眺めのパスを前線に入れて、そこを起点に崩しにかかるパターンを基本としていた。

単なるキック&ラッシュではなく、崩していくためのロングボールなところが嫌らしい。

新潟の1失点目は、DFの裏をきれいにとった佐藤寿人が後方からのパスにあわせて決めたものだった。

新潟のDFのミスというよりも佐藤寿人の巧みさによる得点であろう。

この失点からしばらく新潟の時間となる。

後方からのハイボールにペドロ・ジュニオールがバックヘッドで合わせて1点目。

このプレイで交錯した広島GK佐藤が負傷退場。そんなにひどそうには見えなかったが、重傷だったようだ。

「はよ立て!」とか野次っていた新潟サポは反省するように。

交代で投入されたGK中林は、やはり動揺していたようで、コーナーキックをパンチングで逃れたものの飛距離がのびず、ゴール正面にいたPJがそのボールを再び決めて(ヘディングだったか、蹴り込んだんだったか)2点目。

さらにペドロジュニオールが3点目を決めて3-1として前半終了。

前半でハットトリックは痛快である。

いまから思えば、ここで新潟側がサポーターも含めてクルージング気分になってしまったところがあったように思う。

後半に、なると広島は基本戦術は変えないまま、攻勢を強めてくる。

ジウトンの裏のスペースと、ジウトンと本間勲のあいだにあるスペースをストヤノフが徹底的に狙い、それをミキッチが収めると、柏木や高柳らが絡んでシュートまでもいくというパターンなのだが、執拗に繰り返すところがなんとも勝負師的であった。

ミキッチとジウトンはマッチアップするとイーブンくらいなのだが、ジウトンの守備が勝負系のスタイルなので、競り負けるとどうしてもピンチになってしまう。

守備的な中盤が2枚いるのシステムであれば、SBが時間を稼いで中盤からの救援を待つこともできるのだろうが、本間勲一人ではそうもいかない。

鈴木監督は交代などで手は打たず、選手の修正にまかせる構え。

新潟の守り方は、左サイドをえぐられるとそちらにDF陣がスライドしていき、結果、矢野貴章が最終ライン付近でサイドチェンジに備えるようなかたちになる。

これが続くと矢野貴章にいいかたちでボールが入り、右サイドをえぐるのは難しくなってくる。

広島が主導権をにぎるかたちで時間はすむ。

そんな中、柏木に収まったボールにディフェンダーが一瞬対応できず2失点目。

ストヤノフの精密射撃的なロングパスを大島あたりのマークで押さえられないものかと思ったが、そう簡単なものではないのだろう。

新潟もカウンター気味にいい形はつくり、マルシオ、内田のヘディングシュートなどもあったが得点にまではいたらなかった。

で、広島のCKをオウンゴールで押し込んでしまい(大島だったらしい)、同点とされる。

その後チョヨンチョルなども投入され、新潟も攻勢を強めるが、その後は広島が主体的なアクションサッカーを展開し、新潟がリアクションする一進一退な流れになる。

じれてくると審判を非難する一部欲求不満サポの叫び声がとびかう中、試合終了。

引き分けではあったが、ゲームとしてはこの試合も面白かった。

ジウトンと勲の間のスペースは、この4-3-3でアンカー的なMF一枚というシステムの構造的な弱点であり、いまのところFW勢とマルシオ、松下が献身的にパスの出所をケアしていくしか対応策はないのだと思う。

ただしそれでもストヤノフのような精密射撃ができる選手がいると一気に、DFラインがばたばたするようなかたちになる。

Jリーグにストヤノフ級のロングキックの使い手が、どれくらいいるかが一つポイントになってくるように思われた。

試合終了後は、ミランで浦和-京都戦を肴にビールを飲んで帰宅。

エジミウソンがループシュートを決めていた。

1点しかとっていないが勝利に貢献したエジミウソン、ハットトリックを決めたが、引き分けのペドロジュニオール。

なかなか味わい深いものがある。

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