2009年4月25日AWAY大宮戦録画観戦
勤務日だったのでおとなしく録画観戦。
前節広島と壮絶な打ち合いを繰り広げた新潟と、復調した川崎に敗北した大宮との対戦ということになる。
どちらのチームもこのゲームを勝ちきって、ゴールデンウィークの連戦に向けて復調の流れにもっていきたいところ。
新潟の布陣は契約で出場できないペドロ・ジュニオールの位置にチョヨンチョルを投入した3トップの布陣。
こういうときにチョヨンチョルがいるというのは心強いが、交代の日本人若手FWがサブにいないところは不安要素。
PJが契約で大宮戦に出場できないというのは、大人の事情のかおりがして、他チームのことであればすんなりと納得できるところだが、いざ自分のところということになると「卑怯なり、大宮」と思えてくる。
勝手なものである。
ともあれ、チョヨンチョルにしてみれば大チャンスなので、がんばりどころだ。
対する大宮は、J2からあがってきた石原、藤田という2枚のフォワードに、藤本、波戸などが絡んでくる攻撃陣と、マトを中心に据えたDFブロックを擁している。
マトはヨーロッパのディフェンダーらしい大柄の選手である。TVの画面で見ると顔立ちは東欧系で、角度によって目つきがプーチン首相にみえる。
大宮の町で絶対にからまれたくないタイプだな。
プレイ面でも、セットプレイなどでいろいろできる選手みたいなので要警戒である。
キックオフすると、両チームともサイドを重視する攻防が繰り広げられる展開となる。
大宮の方がややラフでファールも多いように感じられたが、身びいきかもしれない。
強い雨のせいで、ボールが収まらず、イージーな感じのミスがやや多かったが、芝の緑があざやかで、マイクが拾う両チームのコールの響きもいい感じでこもっていたので、ブラウン管ごしの観戦はなかなか雰囲気があった。
現地で見ていた人はずぶ濡れで大変だっただろうけど(笑)。
チョヨンチョルは、気負ったところがなく、落ち着いていて好印象であった。やはり韓国代表を狙うスケールの選手だけあって、メンタル面もしっかりしているのだろう。
大宮のFW石原は日本人FWらしい機動力を生かせる選手で、シュートで危ないシーンなども何度か作られた。
対する新潟は、攻撃陣はわりと好調なのだが、バイタルエリアに送り込む斜めのミドルパスを大宮のDF網に狙われて決定的なかたちにはもっていけないことが多かった。
注目のジウトンは、レインコンディションは苦手なのか、つるつるこけて相手にシュートまでもっていかれるシーンなどもあった。
最初はスパイクの選択があっていないのかと思ったが、後半も同様な風情だったので、どうも重心が高いため、雨だとバランスが崩れてしまうようである。
パク・ウォンジェ豪快に貴章の足を刈って、イエローカードをもらうシーンなどもあったが、前半は両チーム無得点のまま終了。
後半になると、大宮の張監督が交代のカードを切ってくる、土岐田、デニス・マルケス、片岡などをつぎつぎに投入。
ときおりシュートが枠に飛ぶが、北野が落ち着いて処理して事無きをえる。
デニス・マルケスは、重戦車のような雰囲気のあるFWだが、正直ペドロ・ジュニオールの方がいい選手のように思う。
なんでペドロをレンタルで出したのか、不思議だ。
対する鈴木監督は、すこしフィットしていないようにも見えた松下を下げて、田中亜土夢を投入。この日の亜土夢は張り切っていていい感じであった。
この采配が結果的には当たったことになる。
亜土夢、ヨンチョルでいいかたちなどもあり、マルシオがフリーのシュートを外したりするシーンもあったが、なかなか点は入らない。
終盤に入ると、勝利への意志が強い新潟が押し込む展開が多くなり、最後の最後でマルシオ、田中亜土夢のショートコーナーから、マルシオの浮き球シュートが決まる。
なかなかに唐突で劇的な幕切れであった。
この日浦和が千葉に勝ったため、首位奪回とはならなかったがリーグ戦2位というのは、いい位置である。
ゴールデンウィークの連戦をこの勢いで乗り切っていきたいところだ。

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