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2019年5月21日 (火)

2019年5月18日HOME愛媛戦観戦メモ

土曜日のデイゲームということで一人でスタジアムへむかう。

駅南のシャトルバス乗り場で、家族連れで来た観戦仲間とばったりあう。

歩いているとうっすらと汗ばんでくるような陽気。

イタリアンと生ビールを買い求めてからスタジアム入り。

すでに入っていた観戦仲間らと、しばし長崎戦の感想などを話す。

 

◇ スターティングメンバー

 

  • GK: 大谷

  • DF: 川口 パウロン 大武 新井

  • MF: 小川 カウエ 加藤大 渡邊新太 渡邊凌磨

  • FW: レオナルド

  • SUB:GK 田口

  • SUB:DF 堀米

  • SUB:MF 戸嶋 本間至恩 シルビーニョ

  • SUB:FW 田中達也 矢野貴章

前節の敗戦および高木出場停止を受けて調整した布陣。

  • パウロンをスターティングメンバーに起用

  • 小川を入れて、加藤大を一列前に上げた。渡邊凌磨を左サイドにもっていたようだ

  • 渡邊新太を先発起用してシルビーニョを控えにまわした

などが調整ポイント。

渡邊新太はここのところ控えにも入っていなかったが、別に調子が悪いわけではなく、SUBに田中達也、矢野貴章を置いておきたいベンチの意向でメンバー入りできなかったようだ。

対する愛媛は降格圏の21位。鹿児島に3失点などバランスがとれていない様子。

3バックの左側に前野がいる布陣。3バック対策がポイントになりそう。

 

◇ ほぼ問題のない前半

 

試合開始からがんばる愛媛を自由にさせない新潟という構図になる。

愛媛は大きな穴はないが、新潟の守備にひっかかって思ったようには攻撃できない。

逆に新潟は、攻め急ぐことなくチャンスを窺う。

前半33分に、渡邊凌磨からのクロスを渡邊新太が決めるという渡邊ずくしゴールが決まり1点目。

これは美しいゴールだったし、結果的に苦い試合になったとはいえ新太にとっても大きなゴールだったと思う。

前半44分には小川のFKを大武が決め2点目。

あとから考えれば、この2点目が愛媛の川井監督が賭けに出るスイッチを押してしまったようだ。

 

◇ ほぼ問題しかない後半

 

ハーフタイム時、2杯目のビールは自制し、唐揚げなどを売店で購入。

見ている側としても、長崎での敗戦の痛手をここで回復するために、レオナルドあたりに追加点を取ってもらう展開がいいかと考えていた。

いまから思えばお気楽であった。

後半開始とともに愛媛の2枚替えが大型ビジョンに表示される。山瀬と吉田が投入されるとのこと。フォーメーションもいじったようだ。

川井監督は愛媛でキャリアを積んできた生え抜き監督。新潟でいえば片渕監督的な存在か?

降格圏であがくチームが2点ビハインドから浮上するためにベテラン山瀬を投入するのは、新潟のベンチも予想していたとは思う。

ではどのように対処するかについてはほぼ無策だった模様。

後半3分、後半9分に山瀬がらみで立て続けに失点。

1失点目は右サイドでの早いパスまわしでパウロンが神谷に置いていかれるかたち。

2失点はバイタルエリア右側で山瀬をフリーにしてしまい、カウエがつめるもミドルを決められるかたち。

AWAY岡山戦でも似たような「後半開始でびっくり2失点」をやらかしていたから、連続失点は今季のチームの守備の特徴なのかもしれない。

これで一気にスタジアムの雰囲気は悪くなる。

勢いづく愛媛と、いなしきれない新潟。

監督は、田中達也、本間至恩、矢野貴章を投入し、攻勢を強めるが、暗闇の中、山瀬という光明を見いだした愛媛に冷水を浴びせるゴールは生まれない。

逆に後半37分ロングスローからのボールに対して、カウエが競りにいかない判断をしたところを田中に合わせられ、勝ち越しゴールをくらう。

後半終了間際にはパウロンを前線に上げて、猛攻をしかけるも時すでに遅し。

ホームでの後半3失点での逆転負けという、この上ない残念な敗戦となる。

 

◇ この敗戦を受けてチームとクラブはどのように動くか?

 

試合終了後、さすがにゴール裏から大ブーイング。

あの試合を見せられた直後に「次がんばれ」というふうにメンタルを切りかえるには、シュートに失敗したあとのストイチコフなみの切替え能力が必要だろう。

絶望的な気分のなか、観戦仲間一家とともにシャトルバスで帰路につく。

帰宅したのち、監督コメントなどを読むと、監督としても「後半直後は警戒せよ」という指示を出していたが、やられてしまったということのようだ。

今季3失点しているのは、AWAYの岡山戦、前節の長崎戦とこの試合の3試合。

岡山戦の3失点は、事実上片渕監督解任のきっかけとなった。

失点のしかたも今節と似ている。

だから吉永監督も交代させるべきというほど青臭いことは思わない。

吉永体制になってから守備の練習を重視していないという点が批判されているきらいもあるが、吉永体制前の岡山戦の戦訓から導きだされるのは、連続失点体質が戦術というよりもチームレベルでのメンタルの問題だということだ。

これは、もしかすると降格あたりからの新潟に染み付いた「切られ役体質」なのかも知れない。

そうだとすると、かなり根は深いだろう。

チーム関係者には、選手個人個人の試合に臨むメンタルの調整ほか、相手が攻めに転じてきた際に選手間にただようヴァイブス的なものを変質させるためにどうすればいいのか知恵を絞ってもらいたい。

クラブには、夏の移籍期間にむけて逆境に強いタイプの選手をリストアップしてもらいたいところだが、予算は厳しそうだ。

そもそも、この敗戦によって、自動昇格圏に浮上することは、ちょっと恥かしくていえなくなった。

プレイオフ進出と、プレイオフからの初昇格という困難なストーリーが後半戦にむけての盛り上げ方になりそうだ。

その余波で自動昇格圏まで浮上できれば望外のよろこびではあるが、昨季、前半もたついたあとに昇格した松本は、反町監督という異能者が率いていたチームだということを忘れてはならない。

あと、さみしい話ではあるが、夏あたりまでに勝ち点が積めなかった場合の風呂敷のたたみ方も、クラブ関係者にはきちんと準備しておいてもらいたい。

資金的にバーストして、諸方面にご迷惑をかけるのだけは避けてくださいますよう、切にお願いします。

 

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